医療の一歩手前をつなぐ
「こんな大切なこと、なんでいままで教えてくれなかったのだろう」
シンクパールは、この声に応えます。

一般社団法人シンクパールは女性の健康教育と予防医療の推進を通じて、持続可能なウェルビーイングの実現とその支援を行います。

日本経済の明日を担う女性の労働力拡大とライフステージごとの心身の変化に対応した健康支援を目指し、特に生物学的な女性特有の健康課題(月経に伴う症状、不妊治療、更年期に伴う症状等)への理解促進、また少子高齢化にも深刻な影響を及ぼすがん等、疾患の未然予防、および患者ケア。さらには、女性が妊娠や出産・子育て、就労の継続等ライフプランを主体的に選択することを目的として、社会全体の健康教育と対策支援を行っております。

近年のライフスタイルの変化から、我が国の女性の健康をみると、婚姻および出産年齢が遅くなるなどの要因が重なり、子宮頸がん、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系疾患が増加しています。これは女性のリプロダクティブ・ヘルスに密接にかかわる課題でもあり、人口減少、少子化問題が叫ばれているなか、すでに社会的な問題にもなっています。

ところが、一般的に理解されているからだの性差や女性特有の疾病に関する知識、情報の中には誤ったものがあったり、充分に情報が行き届いていないことから、学業や就労、そして生活の妨げになっていることが明らかになっています。 我々は、生活者の視点から正しいヘルスケアの知識を広く普及させるとともに、情報の取捨選択、医療関係者等への相談、女性特有の症状への対処など、疾病の予防や健康管理の行動の後押しを行うべく、さらに国や企業への働きかけを行い、誰もが健やかに生きられる社会、そして未来に貢献、支援できる社会を目指してまいります。

組織概要
和文名称 一般社団法人シンクパール
英文名称 Think Pearl Association
所在地 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目12−4 6階
設立 平成24年9月3日
連絡先 電話:03-6369-8154 E-mail:info@thinkpearl.jp
目的 1.婦人科検診受診促進を目的とした会員組織の運営
2.学術、文化、芸術、地域社会との振興を通した健康意識の向上
3.健康全般に関わる経済活動および活性健康、疾患の社会教育に関する調査、研究
4.前各号に附帯または関連する一切の業務
代表理事 難波 美智代
監事 南 裕史(リオ・パートナーズ総合事務所 代表弁護士) 
顧問 市川 篤志(前内閣府地方創生推進事務局長)
小林 忠男(大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授)
中川 恵一(東京大学大学院医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授・厚生労働省がん対策推進企業アクション議長・文部科学省がん教育検討委員会委員)
山中 哲男(株式会社トイトマ代表取締役 会長)
吉村 泰典(元内閣官房参与・慶應義塾大学名誉教授・元日本産科婦人科学会理事長)
和田 勝行(日本医師会総合政策研究機構 主任研究員・元文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課 課長)
五十音順
沿革
2009年12月22日 シンクパール前身となるNPO法人子宮頸がん啓発協会設立
2010年4月9日 第1回子宮頸がん予防啓発シンポジウム開催(名古屋ミッドランド)
2010年11月 女性の健康教育「女性からだ会議®」プロジェクト発足
メディアと共催するイベントやミス・ユニバース・ジャパン等での講座
奉仕活動(名古屋セントラルライオンズ)を実施
2011年5月 Save the Pearl チャリティウォーク2011開催(平和公園)
2013年9月3日 一般社団法人シンクパール設立 事業移管
2014年11月 女性の健康と予防医療を考える年に一度のシンポジウム
「NIPPON女性からだ会議®」開催開始
2015年11月 世界目線で女性の健康と予防医療を考える「地球女性からだ会議®」「女性からだ会議®大賞」開催開始
2017年9月 組織で考える女性の健康推進シンポジウム「女性の健康推進イニシアティブ」開催
2018年9月 「子宮頸がんサミット」開催
2021年11月 子宮頸がん検診啓発・HPVワクチン理解促進プロジェクト
「Teal Blue Japanキャンペーン」開催開始
2022年 インターン、プロボノ登録数100名程度。以下の事業を通して年間約1万人への活動を行う。
(1)予防医療啓発、検診促進活動
(2)社会・教育現場への健康教育・啓発活動
(3)調査・研究活動
2024年3月 「女性の健康フレンドリー企業」事業開始
代表理事プロフィール
一般社団法人シンクパール 難波 美智代

金融機関等での人事・秘書業務を経て、2002年女性の人生を応援する「7doors」を29歳で起業。
女性向けPRとイベントキャスティング及びプロデュースを行う。2009年子宮頸がんを罹患。同年12月にNPO法人を設立後、女性特有の疾患の予防医療の推進を目指す「シンクパール」の代表として、がん対策、健康教育に関する政策提言を行うほか「女性からだ会議®」ファウンダーとして、学生から社会人まで、女性の健康とキャリア、社会に関するセミナーやシンポジウムを開催。2017年には「女性の健康推進イニシアティブ企業コンソーシアム」を立ち上げ、企業や行政向けに女性活躍推進及び働き方改革、健康経営、DE&I施策の提案やコンサルティングを行っている。

2015年、厚生労働省がん対策推進協議会委員として、第3期がん対策推進基本計画の策定に参画。
がんの予防と検診、がん医療の充実やがん患者が安心して暮らせる社会の構築を提言するとともに「乳がん・子宮頸がん検診を促進する超党派議員連盟」の応援団共同代表として議員連盟の立ち上げや「がん教育推進議員連盟」に関わる等、アドボカシー活動を行う。2020年、世界保健機関(WHO)が194か国の賛同を得て決議された「子宮頸がん撲滅宣言」に伴い、2021年より日本での啓発プロジェックト「Teal Blue Japanキャンペーン」を主催する。
また、「東京都教育庁健康教育推進協議会」委員を歴任するなど、学校教育におけるに健康教育・がん教育をライフワークとし、女性も男性も未来に希望を持って活躍できる社会づくりに貢献するべく活動している。


※「シンクパール®」および「女性からだ会議®」は一般社団法人シンクパールに独占的に許可された登録商標です。