女性からだ会議®大賞2020ノミネート企業(優秀賞)
あすか製薬株式会社

あすか製薬は1920年の創立以来、「内科」「産婦人科」「泌尿器科」を重点領域とし、100年にわたりホルモン製剤を中心とした研究開発・製造・販売を続けてきました。特に産婦人科領域では、日本で初めて承認された緊急避妊剤や、20年振りとなる新しい投与経路での子宮筋腫治療剤をはじめ、低用量ピルや月経困難症、不妊症の治療剤、妊娠・出産時に使用する薬剤など、様々な女性のライフステージにおける医療用医薬品を提供しています。当社はこれまで築き上げてきた知識や経験を活かし、女性の健康と、より快適な生活の創造をサポートしていきます。

エイベックス・マネジメント株式会社

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」。当社では、外務省よりSDGs推進大使を委嘱され、ニューヨークの国連本部で「SDGs版PPAP」のパフォーマンスを行ったピコ太郎を筆頭に、国内外でSDGsの認知度・普及率向上の為の活動をして参りました。「SDGsを知って貰おう!」と外務省と制作した動画は、全国の自治体での放映や、企業や教育の場のSDGs研修でも使用されております。私達の考えるエンタテインメントとは、感動したり笑顔になれる機会の提供や共有、未来への夢や希望を与える事がですが、その想いは、SDGsの本質にも通じると考えており、これらを続けていく事が平和な世界に繋がると信じております。外務省を始め、企業やSDGsに賛同している皆様の想いをしっかり繋ぎ、エイベックスにしかできない活動をこれからも続けて参ります。

サントリーホールディングス株式会社

サントリーホールディングス社員の健診受診率は毎年100%。私たちは、社員の健康こそが、サントリーグループの「やってみなはれ」精神を生み出す挑戦・革新の源だと信じています。また2016年には社員・ご家族の心身の健康をより一層推進するべく「健康経営」をスタートさせました。その結果として、現在、経済産業省が認定する「健康経営優良法人」に3年連続選出されているところです。「健康」とは単に「病気ではない」ということではありません。すべての社員が、心身ともに健康で、毎日元気に働き、プライベートも充実させ、やる気に満ちた生活をおくること。このような状態を目指し、サントリーは今後もさまざまな健康施策に取り組んでまいります。

全日本空輸株式会社

多くの女性社員が働くANAグループでは、心身ともに健やかにいきいきと働く社員の笑顔がお客様への最高のサービスに繋がると考えの下、女性の健康にも重点的に取り組んでおります。女性の健康については、女性特有の問題として社員が一人で悩むことなく組織全体でサポートし解決できる体制が必要と考え、これまでもピンクリボン月間を始めとする乳がん対策や職場でのグループ体操の実施、気軽に相談できる「保健室」の設置、男女の健康課題への相互理解を深めるセミナー開催の工夫など様々な取り組みを行ってまいりました。今後も女性はもちろん多様な人財がそれぞれのステージでより一層活躍できる風土醸成と環境整備に取り組んでまいります。

日本航空株式会社

①健康診断時の婦人科検診受診機会提供による受診率向上
健康診断時に、会社施設において希望者は婦人科検診を就業時間内に無料で受診可能としました。その結果、昨年度は「20%台」でした婦人科検診受診率が今年度は「90%台」に向上しています。
②がんと女性の健康に関するカリキュラム実施
がんと女性の健康の知識を深めるべく、客室乗務員に対して集合型の研修を年間「151回」開催しています。
③ほっとピアステーション開設
治療中の方、復帰に不安を感じている方、すでに克服して元気にフライトしている方、治療経験を伝えたい、支援したい方などが集い語り合い、不安や心配を共有し『ひとりじゃない!』と感じられるような交流の場を毎月第3火曜日に開催しています。 この場には、必ず産業医が同席し、医学的な面からもアドバイス、必要に応じて、病院を案内する体制も整えています。
④制限乗務プログラム
乗務復帰する際、最長1年間、乗務時間や路線の制限内容も「9種類」用意して、休業休職からの復帰をサポートしています。制限乗務期間中は、毎月、産業医面談を実施して体調を確認し、翌月のフライトスケジュールを相談しながら決めています。

野村證券株式会社

野村證券は1980年代より 30歳以上の社員を対象に健康保険組合が人間ドックの費用を全額補助しており、社員の健康増進には古くから力を入れて取り組んでいます(婦人科健診も対象)。人間ドック受診時には「人間ドック休暇」、二次検査が必要になった場合は「二次検査休暇」(いずれも有給)を利用可能で、社員に自身の健康状態を知り、アクションを起こすことを促しています。また、女性社員の比率が4割を超えるめため、女性の健康や乳がん、妊娠についての動画配信やイベント開催などの啓発活動も行っています。2020年度からは子宮頸がん検診を20代にも拡大し、子宮頸がんの早期発見・早期治療へつなげてまいります。まだまだ課題の多い状態ではありますが、女性がどのようなステージにおいても輝くことができるよう取り組んでまいりたいと考えております。

富士通株式会社

富士通では、従業員の健康への意識や維持・増進に向けた知識の向上を図るため、国内グループ従業員約7万人を対象とした健康教育を年1回実施しています。2019年度は、就労者における発症者数が増加しているがんに着目し、従業員のがんに対する正しい知識の習得を促し、がん予防につながる生活習慣の改善や早期発見・早期治療のためのがん検診受診率の向上を図るために「がん予防と、治療と仕事の両立支援」をテーマに東大病院中川恵一准教授の講義とeラーニングを組み合わせて実施しています。なお、今回のがんのeラーニングに使用した教材については「がん対策推進企業アクション」を通じて、公開を予定しています。

株式会社ポーラ

ポーラは、創業以来「美しくありたい、自分らしくありたい」と願う多くの女性を応援してまいりました。一方で、2人に1人ががんに罹患すると言われている今、がんと向き合うことは誰にとっても避けられないテーマです。そこでポーラでは、「がんについて理解する」「安心してがんと向き合う」「経験を大切に学 ぶ」の3つをテーマとした「がん共生プログラム」に取り組んでいます。プログラムを通じ、すべてのビューティディレクター、すべての従業員が、がんの治療やサポートをしながら安心して自分らしく働けるようサポートをしています。私たちはこれからも「がんと共に生きる」すべての人がかけがえのない存在として認め合う社会を目指します。

ヤフー株式会社

ヤフーは心身ともに最高のコンディションで業務に取り組める企業を目指し、社員の身体と心の健康を支援するさまざまな取り組みを行っています。女性の健康支援もその一つとして推進しています。婦人科検診は全年代の定期健康診断で受けられるため、2018年度の乳がん検診受診率は97.7%まで浸透しました。時間や場所にとらわれず働ける「どこでもオフィス」制度や、週休3日を選択できる「えらべる勤務制度」など多様な働き方を支援する制度も、育児や介護にあたる従業員を支えています。ダイバーシティの取り組みとして、社員が参加する「女性の健康支援PJ」では男性管理職も含めたメンバーが女性の健康に関する資格を取得し、女性が安心して健康に働ける風土醸成を目指し活動しています。

楽天メディカルジャパン株式会社

現在、日本人の2人に1人は生涯のうちにがんを発症するとも言われ、まさにがんは国民病です。「がんと闘う患者さんやその家族に一日も早く希望の光を届けたい。」そうした想いを持った、研究者、起業家、そしてがんを発症した父を想う息子の奇跡的な出会いから、楽天メディカルのがん克服への旅は始まりました。現在、我々は、イルミノックスTMプラットフォームとよばれる、がん細胞に対し選択性に優れた新しい治療技術のプラットフォームの開発を進めております。同時に、がんを克服するというミッションを掲げ、患者さん向け旅行サイトや、小児がんの子どもたちへのスポーツイベントなど幅広い業界の垣根を越えて、がん患者さんがより良い生活を送れる社会の実現を目指しています。